Zollamt Essen(税関)からのお便り
今日はイースター。
イエス・キリストが復活された日です。
日が変わった瞬間、教会の鐘がなり、また朝も9時頃に鳴っていました。
そして今(朝10時半)はとてもおだやかな天気で静かです。
ところで先日、Zollamt EssenからA5用紙1枚と、A4用紙2枚が郵便で送られてきました。
今日はそのことについて。
いつもこういう新しい問題に直面したとき、ネットでいろいろ調べるのですが、エッセンの税関についての記事が見つからなかったので、次に私のように迷った人のために書き留めておきます。
書類はドイツ語で書かれているので、いつものgoogle翻訳を駆使。
「日本からの郵便が税関でストップしている」とのこと。
差出人を見ると、こちらに来る際に大変お世話になった、私にとってはお母さんとおばあちゃんの間くらいの年齢の方からの差し入れとホストファミリーへのプレゼント。
そして、その小包を手に入れるために必要な書類が、
・身分証
・小包中身のものを購入した領収書(値段の証明書)
・少なくとも5€の受取金
でした。
身分証とお金はなんとかなっても、何を送ってくださったのかわからないし、
パソコンもされない年齢の方に国際電話して、
「何送ってくださったんですか?いやー税関で止められてるんですよー
あっ、荷物の領収書がいるらしいので、なんとかスキャンしてメールで送ってください。郵便でもいいです!至急お願いします!!」
なんて絶対言えません。
なので、とりあえず行ってきました。
日本以外の場所で生活して思うこと。
「分からんときはとりあえず行ってみる」
持ち物
・税関から送られてきた書類
・一応お金
・電子辞書
・あつかましさ
・すごく困っているという表現力、もしくは何も分からないという演技力
196バスに乗って一番北の端の駅、Hafenverwaltungで降り、北側に見える茶色い建物がそれです。
敷地内に入ると、大きな敷地をいくつかの会社や倉庫が利用しているらしく大きな地図がありますが、その地図の反対側の、「茶色い建物」です。
私は真正面にドイツ郵便局のマークが見えたのでそこかと思い、10分くらいかけて歩いて行ってしましました。
こういう不安な時に道を間違えたら精神的ダメージはかなり大きいので要注意。
なんとかたどりつき、番号札をとり、番号を呼ばれると部屋に入る。
ドイツ語で話かけられるが、わからないので送られてきた紙を渡す。
荷物でてくる。
カッターを渡され、中身を見せろと言われる。
素直に開けて見せる。
ごそごそチェックされ、顎で「持ってけ」的なジェスチャーをされる。
終了。
やっぱり、行ってみてよかった。
お金や領収書がたまたま、いらなかったのか、
言葉の分からない異国民にいろいろ請求するのが面倒になったのかわかりませんが、
とにかく、荷物が手元に届きました!
中身は、ホストファミリーが興味を持っていたお抹茶とおそば。私がリクエストしたものです。
送って下さった方らしく、お茶の道具(茶杓、茶筅)や、おそばのための七味やわさびも一緒に入っていました。
あーいろいろ考えて下さったんだなぁと思うと嬉しいです。
荷物を開けてみて、特に荷物の包み方などに問題があったのではなく、たまたま税関にひっかかってしまったんだなと思いました。
今回もまた、一つタフになったな、私!と自分を褒めながらイースターホリデー後半を楽しみます。
お抹茶とおそばは来週にでもやります。
お抹茶のたてかた、ネットで調べねば。汗